ニュース一覧 > 「KUAD graduates under 30 selected」展でパラ人賞が授賞されました
PARASOPHIAを共有
  • Facebookページへ
  • Twitterページへ
  • Google+ページへ
  • Instagramページへ

「KUAD graduates under 30 selected」展でパラ人賞が授賞されました

2014.08.04 月曜日 18:01

  • Google+
8月2日、京都造形芸術大学出身者による公募展「KUAD graduates under 30 selected」の授賞式が行われました。同展の賞のひとつとして設定された「パラ人(PARASOPHIAフリーペーパー)賞」は、前谷開氏に授賞されました。

KaiMaetani-PortraitOfTheMan-2014
前谷開《彼のポートレイト》2014
インクジェットプリント
京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ「KUAD graduates under 30 selected」(2014)展示風景


パラ人賞の選考は、『パラ人』編集長の吉岡洋氏(PARASOPHIAプロフェッショナルアドバイザリーボードメンバー、京都大学大学院文学研究科美学美術史学教授)と『パラ人』の制作に携わる学生等有志によって行われました。最初はたくさんの候補が挙がりましたが、投票を重ね、話し合いを経て、「不可解ながら自己と他者の関係を〈パラ〉化している点が評価できる」(選評)という理由で前谷氏への授賞が決定しました。京都芸術センター アート・コーディネーター賞とパラ人賞との二つの賞を受賞した前谷氏は、次は10月に名古屋のYEBISU ART LABOでの個展の開催が決まっているとのことで、「今後とも、もっと良い作品ができるように頑張っていきます」と意気込みを語られました。副賞には『パラ人』no. 003の表紙とインタビューが予定されていますので、詳しくは『パラ人』no. 003をご参照ください(今秋発行予定)。
また、同展の関連イベントとして、授賞式前日の8月1日にはPARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015キュレーターの中谷至宏によるトークも行われました。アジアのビエンナーレ・トリエンナーレの歴史を解説し、その中でのPARASOPHIAの位置づけについて話させていただきました。

「KUAD graduates under 30 selected」展は8月7日(木)まで京都造形芸術大学ギャルリ・オーブで開催されています。


Galerie Aube – KUAD graduates under 30 selected: aube.kyoto-art.ac.jp/archives/1378